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災害専用モーターホーム「TRIP Shelter(トリップ シェルター)」徹底検証!

2026/02/27


キャンプ、キャンピングカーが大好き!三重県出身のシンガーソングキャンパー「あつ」です!こちらのコラムを担当させて頂いておりますので、よろしくお願いいたします!
こちらのコラムでは、キャンピングカーユーザーとして、これからキャンピングカーの購入を考えている方や興味を持っていらっしゃる方に、「そこんとこ実際どうなの?」という疑問点をわかりやすくお伝えしていきたいと思っております!

今回は、「ダイレクトカーズ」の“停電も断水も恐れない、災害専用モーターホーム「TRIP Shelter(トリップ シェルター)」を徹底検証します!(以下「TRIP Shelter」と表記します)
災害の多い日本において、キャンピングカーが“もうひとつの避難所”になり得るのか。 実際の使い心地や性能を、ユーザー目線で深掘りしていきます。

「TRIP Shelter」ってどんなキャブコン?

実はこの「TRIP Shelter」、2026年2月8日に三重県津市で開催された「第19回津シティマラソン2026」で“救護車兼収容車”として採用されました。大会当日は、行政職員や看護師の方々と連携しながら救護体制を構築。気分が悪くなったランナーを搬送したり、リタイアされたランナーを収容して安全に帰還できるようサポートするなど、即応性が求められる現場で、キャンピングカーの新たな活用法が実証されました。

このように、災害時だけでなく“緊急対応が必要なイベント現場”でも活躍できることが実際の運用を通して確認されたわけです。
では、その実力を支える車両スペックを見ていきましょう。

「TRIP Shelter」のベース車両はカムロードで、2WDディーゼルと4WDディーゼルの設定があります。どちらもリアタイヤがダブルタイヤ仕様になっており、走行中の安定性が大きく向上しています。車体サイズは横幅2180mm×全長5150mm×高さ3050mm、乗車定員6名・就寝定員6名というゆとりある設計になっています。災害時の「一時避難スペース」としても十分なキャパシティを備えています。

「TRIP Shelter」の外装

それでは、外装部分からご紹介します。まず注目したいのが外部電源です。通常の外部電源口は、運転席から降りてすぐの位置に設置されていますが、そのすぐ後ろには、ひときわ大きな外部電源口が備わっています。実は「TRIP Shelter」は、24V300Ahのリチウムイオンバッテリーが標準装備になっており、車内の電気系は24V仕様になっています。そのため24V外部電源が備わっており、ここから置き型ソーラーを接続して充電することも可能です。

続いて、運転席側の後方にあるのが大型ラゲージスペースの扉。ここはリアベッドの下のスペースで、外から直接荷物を出し入れできるのが便利です。扉の開口部は、幅105cm × 高さ45cmと広く、アウトドア用品や防災用品など、かさばる荷物もたっぷり収納できます。
ただし、このラゲージスペースには循環式浄水器やコンバーターが装備されています。収納する物によってはそれらに干渉する可能性があるため、荷物の配置には少し注意が必要です。

車両後方には給水口があります。「TRIP Shelter」には、135Lの大容量給水タンクが搭載されており、災害時の“水の確保”という大きな課題に対して非常に心強い装備です。ちなみに排水タンクは65L。生活用水をしっかり確保しながら、衛生的に使えるバランスの良い容量になっています。

続いて助手席側の装備を見ていきましょう。後方には、屋外で使える伸縮式シャワーが備わっています。アウトドアではもちろん、災害時には屋外作業で汚れたスコップや長靴を洗い流したり、簡易的な手洗い場としても活躍してくれます。

その隣には、カセットトイレのブラックタンク取り出し口があります。「TRIP Shelter」には広めのマルチルームがあり、カセットトイレを標準装備。長期旅行はもちろん、避難所生活で課題になりがちな“トイレ問題”を解決してくれる、災害時には欠かせない装備です。

さらに嬉しいポイントとして、「TRIP Shelter」には瞬間温水ボイラーも搭載されています。大容量の給水タンクの水をそのままお湯にして使えるため、手洗いや簡易シャワー、食器洗いなど、災害時の衛生環境を大きく向上させてくれます。そして燃料は、入手しやすいカセットボンベ。停電やガス供給が止まった状況でも、手軽にお湯を確保できるのは本当に心強いですね。

ダイネットの装備

それでは、続いて車内の装備を見ていきましょう。災害時に“生活の質”を左右するのは、実は車内の快適性と機能性です。

エントランスドアを入ってまず目に入るのがダイネット。テーブルを挟んで大人4名が対座で座れるレイアウトで、このソファーには4名分のシートベルトが備わっています。走行中も安心して座れる、実用性の高いスペースです。

ダイネットには大きなアクリル窓があり、外からの光がたっぷり差し込むので、室内はとても明るく開放的。このアクリル窓は外側に大きく開けることができ、網戸やシェードへの切り替えも簡単にできます。換気が必要な災害時にも、快適な空気環境を保ちやすいのが嬉しいポイントです。

テーブルの大きさは100cm×53cm。無段階で高さ調整ができるため、お子様に合わせて低めに設定したり、作業しやすい高さにしたりと、シーンに合わせて柔軟に使えます。

ソファーのサイズはご覧の通り。座面の高さは床から約50cm、対座シート間の距離は約52cmと、ゆったり座れるスペースが確保されています。足元にはコンセントとUSBソケットも装備されているので、ホットプレートなどの家電を使ったり、スマホを充電したりと、日常生活と変わらない使い勝手を実現しています。

アクリル窓の前には直径7cmのドリンクホルダーが4つ設置されています。走行中も飲み物をしっかり固定できるので安心ですね。

さらに、ソファー横の壁には小物収納ラックも備えられています。モバイルバッテリーやライトなど、すぐ使いたい物を置いておける便利なスペースです。

ダイネットの上部には大型の収納棚が備えられています。扉は3つありますが、内部は仕切りがないため長さのある物も収納しやすい構造です。開口部のサイズは3つとも同じで、幅58.5cm × 高さ28cm。収納スペース全体では、全長177cm × 奥行31cm × 高さ36cmと、かなりの容量があります。ダイネットから手を伸ばしてすぐ取り出せる位置なので、保存食や非常用グッズ、タオル類などを入れておくのにも最適です。

また、ダイネットはベッド展開が可能で、展開すると全長169cm × 幅103cmのベッドになります。子どもや小柄な方なら、二人で並んで寝られるほどの広さ。災害時の“追加の就寝スペース”としても十分活躍してくれます。

「TRIP Shelter」のキッチン

それでは、次にキッチンまわりを見ていきましょう。災害時の食事づくりや衛生管理において、キッチン設備は非常に重要なポイントです。

エントランスから入って左手に、標準装備の冷蔵庫・冷凍庫があります。(入り口付近に傘立てがあるのも便利ですね!)冷蔵庫が100L、冷凍庫48Lと、キャンピングカーとしては十分すぎる容量です。

冷凍庫には引き出しが2つあり、それぞれ深さが20cmと16cm。アイスの箱や高さのある冷凍食品もそのまま収納できます。

冷蔵庫の上には、こちらも標準装備の電子レンジが設置されています。電子レンジ台のサイズは、幅50.5cm × 奥行52cm。冷蔵庫の上になるので、高さ123.5cmの位置に設置されています。災害時に温かい食べ物があるだけで、心がふっと落ち着きますよね。手軽に電子レンジが使える環境は本当にありがたいです。

エントランスから入って右側には、幅128cm × 奥行54cmの調理台があります。シンクとコンロには蓋が付いているので、使わない時は蓋を閉めればスッキリ。広い調理スペースとして活用できます。

シンク+コンロエリアは幅57cm × 奥行41cm。コンロは2口で、五徳サイズは16cm。シンクは一番広い部分で幅30~24cm × 奥行28cm × 深さ9.5cmと、コンパクトながら使いやすいサイズ感です。

調理台の上には照明と換気扇があり、アクリル窓からも自然光を取り入れられます。窓の両サイドには、ダイネット同様の小物収納ラックがあり、奥行5cmで調味料を置くのにぴったりです。

調理台の下には、引き出し収納が一つ、両開き収納が2つ備わっています。引き出し収納のサイズは、幅41cm × 奥行22~30cm × 深さ9.5cmです。

その下の両開き収納は幅47.5cm × 奥行27~35cm。棚は可動式で、棚を外せば高さのある物も収納できます。

写真の位置では

•     上段:高さ20.5cm
•     下段:高さ18cm(さらに奥に13.5cmの深さあり)

コンロ・シンク下にはコンセント(2口)と瞬間温水ボイラーのコントローラーがあります。災害時に温水シャワーが使えるのは、心と体の安らぎに直結します。その下にはもう一つの両開き収納があります。

こちらの収納は左半分に、瞬間温水ボイラー本体、カセットボンベ3本をセットできるケースがあるため、収納として使えるのは右半分です。右側は上下2段で、幅34cm × 奥行40~44cm。棚は可動式で、取材時は上下とも高さ26cmでした。

調理台の上部には大型の収納棚が備えられています。扉は2つありますが、ダイネット上部収納同様、内部には仕切りがないため長さのある物も収納可能です。開口部のサイズは2つとも同じで、幅62cm × 高さ28cm。収納スペース全体は全長125cm × 奥行22cm × 高さ36cmです。調理器具や食材のストックを入れるのに最適です。

さらに、電子レンジの上にも収納棚が1つ。全長47cm × 奥行22cm × 高さ25cmで、バンクベッドからも手が届きやすい位置にあります。

「TRIP Shelter」のマルチルーム

続いて、マルチルームを見ていきましょう。キャンピングカーの装備としては「必要派」と「不要派」に分かれる部分ですが、災害時を考えると、マルチルームは“必須”と言っていい装備です。

「TRIP Shelter」には、幅78cm × 奥行105cm × 高さ189cmという広めのマルチルームが標準装備されています。ドアのサイズは幅40cm × 高さ162cm。マルチルーム前の床が15cm高くなっているので、足元には少し注意が必要です。内部には、先述した通りカセットトイレが備わっています。

奥には、幅78cm×奥行10~45cmの洗面台があります。

シンクのサイズは、幅30cm×奥行19cm×深さ11cm。コンパクトながらも歯磨きや手洗いには十分な大きさです。

シンクの下にある扉を開けると、ホース収納スペースがあり、外装で紹介した屋外シャワーのホースもここに収まっています。

もちろん、マルチルーム内のシャワーヘッドも伸縮式。ここでシャワーを浴びることもできます。災害時に“自分の空間でシャワーが浴びられる”というのは、衛生面でも精神面でも大きな安心につながります。さらに、この「TRIP Shelter」にはファインバブル発生器も標準装備されています。細かな気泡が汚れを落としやすくしてくれるため、少ない水量でもしっかり洗えるのが特徴です。 災害時の節水にもつながり、衛生環境を保つうえで大きな助けになります。

ホース収納庫の横には2段ラックがあり、幅15cm×奥行8~15cm×高さ(上段17cm/下段22cm)と、洗面用品や小物を置くのにちょうど良いサイズです。

洗面台の上には、大きな鏡と2段ラックが備えられています。ラックのサイズは幅19cm×奥行12cm×高さ(上段34cm/下段24cm)です。

鏡は扉にもなっており、開けると2段の収納棚が現れます。幅40cm×奥行13cm×高さ(上段34cm/下段24cm)と、日用品をしっかり収納できるスペースがあります。

さらに、マルチルームの天井にはシーリングファン、側面にはアクリル窓が備わっており、トイレやシャワーの後の換気もスムーズ。湿気やニオイがこもりにくいのは、災害時の衛生環境を保つうえで大きなメリットです。

洗濯機が標準装備!

リアベッド、バンクベッドをご紹介する前に、どうしても触れておきたい装備があります。それが、リアベッド下に組み込まれている洗濯機です。そう、この「TRIP Shelter」には、なんと洗濯機が標準装備されているんです。キャンピングカーでは非常に珍しい装備ですが、災害時を考えると“安心感”が段違いです。

洗濯機の開口部は直径25cm、ドラムは直径40cm × 奥行13~15cmほど。小型ながら、下着やタオル、子どもの衣類など、“最低限清潔に保ちたいもの”を洗うには十分なサイズです。

「ライフラインが断たれた状況で、洗濯に使う水なんてないのでは?」と思うかもしれません。しかし「TRIP Shelter」には、外装部分で紹介したラゲージスペースに循環式浄水器が搭載されています。この浄水器は、0.0001ミクロンという極めて微細なフィルターを採用しており、水分子レベルで不純物・雑菌・ウイルスを除去してくれます。そのため、限られた水を循環させながら洗濯することが可能。災害時に“衣類を清潔に保てる”というのは、衛生面でも精神面でも大きな支えになります。

「TRIP Shelter」のリアベッド

それでは、ここからはリアベッドとバンクベッドを見ていきましょう。災害時の生活において、睡眠環境は心身の回復に欠かせないポイントです。まずはリアベッドからご紹介します。

リアベッドは、全長183cm×幅117cmのセミダブルサイズ。天井までの高さは113cmあり、圧迫感が少なく、しっかりくつろげる空間になっています。床からリアベッドまでの高さは76cm、マルチルーム前のステップからは61cmなので、乗り降りもしやすい高さです。

リアベッドにはミニテーブルとブックスタンドが備わっています。ミニテーブルは幅70cm × 奥行26cm。ブックスタンドは幅25cm × 高さ39cm × 奥行22cmで、中央に仕切り板があり、本やタブレットを立てておくのに便利です。

さらに、リアベッドには読書灯 ×2、コンセント(2口)アクリル窓 ×2が備わっており、寝る前の読書やスマホの充電など、普段の生活と変わらない快適さを確保できます。

天井には照明付きシーリングファンが標準装備されています。空気を循環させてくれるので、夏場でも蒸れにくく、冬場は暖気を効率よく回してくれます。

リアベッド上部には3つの収納棚がありますが、そのうち1つには標準装備のDC24Vクーラーが組み込まれています。夏場の災害時でも快適に過ごせるのは大きな安心材料です。

収納棚として使えるのは残りの2つ。扉は2つですが、内部は仕切りがないため、長さのある物も収納できます。開口部のサイズは幅68cm × 高さ28cm。収納スペース全体は全長173cm × 奥行31cm × 高さ36cmと、かなりの容量があります。

「TRIP Shelter」のバンクベッド

れでは、次にバンクベッドを見ていきましょう。家族での避難や長期滞在を考えると、余裕のある就寝スペースはとても重要です。バンクベッドには専用のラダーも付いているので、乗り降りもスムーズに行えます。

バンクベッドを跳ね上げると、標準装備の32型テレビが現れます。テレビはナビのアンテナを利用して視聴でき、エンジン停止時でもサブバッテリーでナビが使えるように切り替えスイッチも備わっています。災害時の情報収集にも役立つ装備ですね。

バンクベッドの下には、リアクーラーのスイッチがあります。このスイッチがないと、夏場の走行中は居住スペースが暑くなり、DC24Vクーラーを稼働させる必要があります。しかし、このスイッチがあればサブバッテリーを消耗させずに居住スペースへ冷風を送ることができるため、電力を節約しながら快適に移動できます。

バンクベッドにする時は、跳ね上げ部分を降ろすだけで簡単に展開できます。サイズは最長部分で幅198cm × 奥行138cm × 高さ73cm。奥に行くほど狭くなり、最も狭い部分では幅178cm、一番奥の高さは17cmでした。それでも十分な広さがあり、大人2人ほどが就寝できるスペースになっています。

バンクベッドには、読書灯 ×2、コンセント(2口)、USBソケットが備わっており、スマホの充電や夜間の読書にも便利です。また、両サイドにはアクリル窓もあり、換気や採光がしやすいのも嬉しいポイントです。

コントロールパネルと電装システム

それでは、次に災害時の生命線ともいえる“電源システム”を見ていきましょう。エントランスドアの上部には、車内の照明や冷蔵庫などのスイッチがまとまったコントロールパネルがあります。一括で操作できるのでとても使いやすく、電圧計や給排水タンクの残量計も付いています。タンクの水量がひと目でわかるのは、災害時には特に助かりますね。さらに、Bluetoothレシーバーも搭載されているので、スマホから音楽を飛ばして車内で楽しむこともできます

続いて、ダイネットのソファー下を見ていきます。ここには、先ほど紹介した走行中リアクーラーの本体と、電装系の一部が収納されています。

向かい側のソファー下には、標準装備の24VFFヒーターと、ソーラーのチャージコントローラーが入っています。ソファー下のスペースは99cm × 44cm × 高さ35cmと広めですが、FFヒーターなどの装備に干渉しないよう、収納として使う際は注意が必要です。

先ほどチャージコントローラーが登場しましたが、実はこの「TRIP Shelter」には670Wのソーラーシステムが標準装備されています。独自に電力を生み出せるシステムは、災害時に本当に頼もしい存在です。

続いてリアベッド下を見ていきます。ここには洗濯機、給水タンク、ラゲージスペースとともに、主要な電装システムが組み込まれています。給水タンクはステンレスタンクで、臭いがつきにくく衛生面でも安心です。

ここには、24V300Ahの大容量リチウムイオンバッテリーをはじめ、2500Wの24Vハイブリッドソーラーインバーター、そして走行中に効率よく充電できる24V走行充電システムが標準で搭載されています。これらが組み合わさることで、停電時でも電力をしっかり確保できる“自立型の電源環境”が整い、災害専用モーターホームとしての信頼性を大きく高めています。

ちなみに、ラゲージスペースのサイズは135cm × 71cm × 高さ69cmと大容量で、防災用品やアウトドアギアもたっぷり収納できます。

災害専用モーターホーム「TRIP Shelter(トリップ シェルター)」

いかがでしたか?今回は「ダイレクトカーズ」の災害専用モーターホーム「TRIP Shelter(トリップ シェルター)」をご紹介いたしました。動画でもご紹介しております!詳しく知りたい方はこちらもご覧ください♪

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